治療
肺アスペルギルス症は、病態に応じて治療方針が異なります。アスペルギルス属が病原性をもって健康被害をもたらす慢性肺アスペルギルス症や侵襲性肺アスペルギルス症は、抗真菌薬で治療します。
一方、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症は、アスペルギルスに対してのアレルギー反応が病気の根本です。このアレルギー反応を調整することを目的として、ステロイドを用いた治療が検討されます。
免疫が治療により落ちていることなどがわかっている場合、アスペルギルス属が多いホコリを吸いこむような環境を避けるなどの予防を行います。
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